成形数量は「1 個」からお受けします。
社内実績として 1 ロットあたり、100 ~ 1000 個程度が最も多い成形数量です。
小ロット成形は、段取りにかかる作業の比率がとても多い為、
段取りから成形作業まで、成形職人が専属でついて作業を行います。
成形作業は以下の順序で段取りを経て、成形作業へと移ります。
①. 成形材料の乾燥
②. 成形機の昇温
③. 洗浄と材料置換
④. 金型の取付
⑤. 金型の温度調節
⑥. 条件出しと調整
⑦. 成形開始
交換ダイセットでの成形には上記作業に加えて、金型の組換え作業が伴います。
成形作業開始後は交換ダイセットと専用ダイセットで作業工程に差異はありません。
弊社所有の成形機は
横型 | 80t | TOYO Ti-80H |
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横型 | 230t | TOYO Si-230V-H3700 |
堅型 | 40t | JSW JT40 AD-110V |
がございます。
横型成形機 230t 80t、竪型成形機 40t にて インサート成形も行っています。
小さめの製品は特にインサート成形をやりやすく希少な竪型成形機(40t)を設備しています。
対応可能な製品の大きさとして、小さい製品では 10mm 角ほどから、大きい製品では A4 用紙のサイズ (厚みは 60mm 程度)まで対応可能です。
製品により形状や体積が異なるので製品形状を拝見してから対応の可否を相談させて頂いております。
PP、PE、ABS といった汎用樹脂から PPE、PA、POM、PBT、PPS、LCP、COC、COP などエンジニアプラスチックへも対応しています。
ガラス繊維が含有されている樹脂にも対応しております。ここ数年では、バイオマスプラスチックや生分解性プラスチックのなどのサスティナブル素材の成形も積極的に行っています。
環境対応のため塩素系添加剤が配合されている成形材料や、人体に有害なガスが発生する成形材料は成形できません。
また様々な樹脂を成形している為、透明品の成形はやや不向きです。
成形材料は弊社で用意できる物もございますが、支給していただける場合は極力お客様からの材料支給をお願いしています。
ミヨシではSDGsへの取り組みとして、石油由来ではなく植物由来の機能性の高い環境負荷軽減プラスチック材をより普及させるために環境に配慮したサスティナブル素材での成形にも積極的に取り組んでいます。様々な種類での豊富な成形経験があるため、成形条件の調整などはお任せください。他社で断られてしまった材料でも、弊社の設備で対応できる材料に関しては対応可能です。また、都心からのアクセスがしやすい葛飾区内に工場があるため、立会トライを行いやすい環境です。
〈過去の成形実績〉
CNF(セルロースナノファイバー)、CMF(セルロースマイクロファイバー)、WPC(ウッドプラスチックコンポジット)、ライスレジン、貝殻、卵殻、麻、デニム、茶葉、コーヒー豆かす、PLA(ポリ乳酸)、NEQAS OCEAN(酢酸セルロース)、トライタン
こちらに記載がない材料や、他社で断られてしまった材料に関しても、ぜひ一度ご相談ください。