弊社では、生涯成形数量や用途に応じてアルミと鋼材を選定して金型を製作しています。
アルミは加工のし易さが特徴で、硬度の高い鋼材よりも加工時間の短縮が図れます。
鋼材はアルミに比べて硬度、耐摩耗性が高いため、長時間の使用、大量生産向けといえます。
アルミの材質は主に7000番台のアルミ合金を使用しています。
これは亜鉛とマグネシウムを添加し熱処理を行って作られたアルミの種類の中で一番強度があるものです。
A7075系
金型部品の鋼材は主に大同特殊鋼が販売しているNAK材と呼ばれるニッケル・アルミニウム・銅を添加した特殊鋼を使用しています。
NAK材は硬さ・削りやすさ・磨きやすさ等が特徴で、金型材として多く活用されているものです。
NAK80、NAK55、STAVAX、S50C、PXA30、HPM-MAGIC、SKD61、 HPM38、SP300、SP400